十二月議会で議決された議員提出議案「明石市工場立地法 地域準則条例」について、泉市長は条例を公布せず「再議書」を提出しました。
三月議会では、自民党真誠会を代表し千住啓介議員が質疑を行い、
三好宏幹事長が討論を行いました。

 市長から提出されました「再議書」を精査するにあたり、兵庫県の関係部局の方や、弁護士の方、そして、全国市議会議長会関係の方からも、ご意見もいただいています。
 まず、再議書にある「憲法違反」であるとの指摘は、それに当たることはありません。なぜならば、「住民の意思に基づくものであることが求められているというべきである。」と、言うことですが、明石市内の特定工場も法人市民であること、また、その特定工場で働く従業員の方々も、大半の方が明石市民であること。その従業員の方々からも、一日も早く、現在の職場の環境改善を望む多くの声を聴いているのが現状であるからです。また、先の明石市第5次長期総合計画策定時の議論で、明石市民とは、住民票が明石市にある人は無論のこと、仕事や買い物で訪れる人も含まれるとの定義づけがなされることからも、法人市民でもある特定工場の従業員の方々の、切実な声に応えることは、住民の意思に基づくものと言えるでしょう。
 議員提出議案に至った経緯に、違法性があるような指摘もされていますが、兵庫県の関係部局の方々、弁護士の方、そして全国市議会議長会関係の方からも、議会側の手続きは、地方自治法や、会議規則に沿ったもので、何ら違法性はなく、明石市市民参画条例からも、議会は市長等の主語には含まれず、議員は独自の政務調査での市民意見集約を以て、議員提出議案を議会に提出する権限があることが確認されており、地方自治法が定める一定数の賛成者を得ていることからも、違法性がないとのコメントをいただいています。



 私たちは市民の声を聴くために、独自で「市民フォーラム」も行っており、商工会議所が要望を提出してから、5年の月日の中で、特定工場の企業の方々や、そこで働く従業員の方々、市民の方々から、様々な場面で、様々な意見をいただいています。
 私たち議員は、市民から直接選挙によって選ばれ、市民の代表者として議会の構成員になっています。議員は、議会活動のほか、日々の政務活動や、議員活動を通じて、独自の調査研究や市民意見の把握を行っています。議員が行う質問や質疑、討論、提案は、市民の疑問でもあり、意見でもあり、議決は個々の議員が市民の立場に立って、真剣に賛否の意思表示を行った結果であります。
 今回、パブリックコメントをしていないことが、違法性があるとの指摘ですが、では、これまでの議員提出議案で可決したものは、そのほとんどが、憲法違反である。との、解釈は、いささか無理がある。と、断言致します。
 そして、SDGsの理念違反、環境基本法違反との指摘もあります。「環境・社会・経済」の三側面のうち、経済面のみを重視し、環境面と社会面に十分に考慮していない。とのことですが、はたして、そうでしょうか。Co2削減、カーボンニュートラルが求められている状況の中、Co2削減効果があまり認められていない「緑のみ」に、頼ろうとしているのは、これから進もうとしている時代には合っていません。なぜならば、環境基準に適応した新しい建屋を立てることによって、間違いなくCo2排出自体を、抑制することが大切な時代になっているからです。また、現在、既存不適格な特定工場は、現在の建屋をスクラップ&ビルドすることで、工場内の緑地・環境施設面積が増えることにもなることは、12月議会でも説明をして、議員各位の議決によって、議会として承認されていることは紛れもない事実であります。市長の言うように、環境基本法違反ならば、他市のこの工場緑地面積率緩和条例は、そのすべてが環境基本法違反になるのでしょうか。工場立地法のとおり、国の定める範囲内で制定した条例は適法です。よって、経済面だけを重視するのではなく、環境・社会・経済の三側面のバランスをとれた社会を目指していることは明白で、SDGs違反、環境基本法違反には該当いたしません。
 以上のことから、この再議書で示されている理由は的を得ておらず、議決は適法で、地方自治法176条4項の特別再議の対象になり得ません。可決が不満ならば、地方自治法176条1項に基づき、10日以内に通常の一般再議を申し立てるべきだったでしょう。



 議会は憲法93条の定めのとおり、議事機関であり、本会議や委員会での審議を経て、議案を最終的に議決する意思決定機関でもあります。地方自治法16条では、議決された条例は20日以内に公布しなければならないと定めています。市長は執行機関として、速やかに公布すべきであります。
 12月議会で、議決された議員提出議案「明石市工場立地法 地域準則条例」を、即座に公布することを強く望んでいます。

>>市政レポートNo.20 目次に戻る
<掲載項目>
・令和4年度新年度予算 公開
・エリア別会派の取り組み報告(明石市 魚住・二見 / 大久保 / 西明石 / 東部)
・市長が企業納税額をツイッターで発信する大事件
・ウクライナ侵攻に断固抗議する決議

     

2022年度予算要望

真誠会広報誌

西村康稔経済再生担当大臣との
WEB会議動画を公開中

被選挙権の要件がある住所要件を所属議員が満たしている情報の公開

明石市ホームページ
明石市教育委員会ホームページ
兵庫県ホームページ




ホーム ごあいさつ 会派議員一覧 活動・取り組み 関連ページ

明石市議会内 自民党真誠会〒673-8686 明石市中崎1丁目5-1      ※このホームページは政務活動費で運営しています
Copyright(c) 2013 SinseikaiI co.,ltd. All rights reserved.